『三振かホームランか』
森下千里というグラビアアイドルはカメラマン泣かせなのではないか。かわいらしい少女のような魅力、勝気で颯爽としたボーイッシュな魅力、大人の色っぽさを持った小悪魔的魅力、といった相反する要素を有している。よって、これらの要素が同居してハーモニーを奏でた暁には、芸術的なものになるのであろうが、そのようなものは一回も見たことはなく、大体はページによって印象がころころ変わったり、衣装や背景と本人のかもし出す魅力がマッチしてなかったり、あるいは何も表現せずただ写真を撮っただけということになってしまう。そういう観点から見ると本作品は失敗作ではないかと思う。
ただ、相反する魅力を持っているというのはきわめて得難い魅力で、やはり稀有な逸材には違いない。潜在能力から言えば、今のグラビアアイドルの中ではナンバーワンなのではないか。ウマの合うスタッフに出会うこと、ならびに本人の努力に期待する。
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