『貫禄の高島礼子にSWATの杉本。東映の王道をいく優良作品。保坂だけがどうもしっくりこない。』
脚本はよくある跡目争いだが、高島礼子も40を超え、充分姉御の貫禄がでてきたところが今回の見せ所。姉御を慕う正統派二代目に、山田純大(メチャええ味だしとる!)、そしてそれを認めない実力派幹部に保坂尚輝。この保坂が、どうもしっくりこない。背の低い色白の標準語に、コテコテの大阪のおっさんどもが付いて来るとはとても思えません。あえて今風の味付けをしたのだろうけれど、重要な役だけにこのミスキャストは惜しい。
あと脇を占めている大規模組織の2代目に松重豊。このヒト、まじでこわいよ。
で、杉本彩ですが、保坂を追っかけて韓国から出獄後に飛んできた女。なぜかSWATみたいな格好で街をうろうろしているが、今回逆に、この杉本が高島の妹的な関係となる。このSWATスタイルはどうも不自然だが、最後、高島の着物に日本刀と杉本のSWATに短銃でやくざをバッタバッタとやるのは笑えるけど、なんかかっこいいです!
編集もムダがなく最後までたっぷり楽しめます。撮影も東映の王道をいってるし、これを見て極妻シリーズに新たに興味をもってしまいました。