『ところどころ傑作』
すっごく怖いホラー、ではありません。どちらかと言えばスタンダード、冒頭はいきなりショッキングなシーンで始まりますが、安っぽい特殊効果もあったりしますし、もっと怖いホラーなら他にいくらでも上がいます。
ですが、怖いというより「印象的な」場面が沢山ありました。事故で両足首を切断して入院中の男が人通りの多い交差点から会社の同僚に電話をかけ、「みんな自分の足で歩いてる。足がないのは俺だけだ」と独り言のように告げて一方的に電話を切ってしまう場面とか、若い女性が幽霊に襲われて、包丁を振り回して立ち向かったが・・という場面とか、恐怖と悲しみと狂気がごちゃまぜになっているようなエピソードがとても印象に残りました。恐怖より狂気に浪漫を感じる人におすすめです。