『雰囲気は抜群にいいけど・・・』
大好きなウインズロウの小説だけに、本当は☆4つはつけたいところ。
ただ、ちょっと冗長かつ説明不足で、話が見えにくい欠点があるので、この評価に。
自己陶酔気味なきざったらしい文体が気にいらない人も多いかもしれない。
1950年代を舞台にしたスパイ小説で、ハードボイルドのお手本のような主人公が活躍する。キザな減らず口をたたき、あちこちに敵を作って、のらりくらりと逃げながら、最後は戦いを挑む。
非常に魅力的な世界観だけに、もう少しシャープに物語を削って作り上げて欲しかった。