『対談、偏った下流の主張、団塊の擁護』
三浦氏と上野氏が団塊と若者について対談したというだけのものを本として出版したというものです。著者は団塊が中流で、団塊ジュニアは下流だと勝手に認識している方ということで、団塊世代の間では有名という格好になっているみたいですね。
まぁ、1をつけたのはそもそもそのへんの対談を本にして売り儲けようといういい加減さをどうにかしたほうがいいということでしょうか。一橋大卒だの東大教授だのがこんな素人まがいの本をだして儲けようとするほうが、あなたらが批判している若者よりよほど性質が悪いとおもいますね。
内容もまぁ、フリーターの生活習慣がどうのこうのといっていますが、今フリーターが多いのは彼らが望んでそうなったからではなく、先の不況で年功序列型企業が新卒採用を渋った結果が今の結果をうんでいるわけで、中途採用の道を閉ざされた彼らが、下流に転落するのは決して彼らだけの責任ではない。彼のような1958年生まれには、そういうのも見てみぬフリをしてしまうのでしょうね。
結局、著者の偏った狭い視野で語った若者批判と団塊擁護の本というのが読んでみての感想で、相変わらずレベルの低い著者だなという本です。消費社会にしても格差社会にしてもこれよりはいい本はいくらでもありますので、そっちを買うことをおすすめしますね。