『セキュリティ本のバランス感覚』
様々なセキュリティ本がありますが、とにかくどうすれば安全性が高くなるか、という「防御側」について書いている本、実際の攻撃はどうなのか、という「攻撃側」について書いている本、と分けることが出来ると思います。
そして、「攻撃側」について書いている本として、「悪のなんとか」と「ハッカーなんとか」みたいなタイトルで煽っておきながら、「悪用禁止」みたいなことを前書きで書いて責任逃れをするような、「いかがわしい本」が多いのは残念に思っていました。
その中で、この本の良いところは、攻撃側が何をするのか、という点と合わせて、防御するためには何をすべきか、という点をきっちり書いている点です。
もちろん O'reilly の本ですから、読者に要求されるレベルは高いものになりますが、実際の脅威とその対策というバランス感覚に優れた一冊です。
一点だけ、本の内容ではないのですが、表紙の絵はどうにかならないかと....。
[PR]