『大好きな街、コザ』
私がコザにあこがれを抱くようになったのは高校を卒業して自動車の免許をとったころだろうか。走ったことのない道をぐんぐん行くうちになんともさびれた街にたどりついた。
この街にはまだどこかアメリカの匂いがする。日本語と英語が列記された看板、フィリピーナたちが踊るストリップバー、カラフルな洗剤やお菓子を売るお店。そのなかでもとくに気になるのが安いホテルの群れだ。筆者は沖縄に暮らしつつ、かつてアメリカの軍人と沖縄の女たちが愛をささやいたであろう当時の面影を残すホテルをたずね歩いている。
今「コザ」という名称はもはや存在しない。しかし今もなおコザと親しまれる沖縄市が私は大好きだ。
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