『ダルグリッシュ警視の私生活』
ダルグリッシュ警視のシリーズ最新作です('05年2月現在)。
今回は、博物館が舞台になっています。
登場人物は少ないのですが、相変わらず濃い人間模様で
まさに帯のとおり「ダルグリッシュ翻弄さる」のです。
殺人事件を通して「人間とは何か、生きることの意味は何か」を
読み手に問う作品で「英国ミステリの女王」の人間的な奥深さを感じました。
スピード感やエンターテイメント性はあまりないので「皆さん、是非!」と
お勧めできませんが、こっそりと「面白いですよ」と本好きな方に。
ダルグリッシュ・ファンの方、最後の最後まで気を抜かないでください。
殺人事件よりびっくりすること請け合いです。